点火系

点火系

点火系の故障はメンテナンスで防ぐことができます。トラブルが起きる前にスパークプラグやプラグコード、ディストリビューターのキャップとローターを点検することも大切です。
購入したばかりで、整備履歴が不明な場合や、長期間乗らずにいた場合など、ご心配な方は点検いたしますのでご相談ください。
点検時には目視で判断できるものもありますが、高価なパーツ交換を避けるため、テスターを使用したり、テスト用パーツにて作動点検を行い、不要なパーツ交換をしないよう対応しております。

ディストリビューターオーバーホール 964/993ツインディストリビューター 日帰り可能

ツインデストリビュータ

964/993はツインプラグのため、ディストリビューターもツインになっております。インテーク側はクランクからシャフトで直に回しているのですが、エキゾースト側はその動力をベルトによって伝えているため、このベルトが切れるとエキゾースト側は回らなくなり、シングル点火になってしまいます。そうなると大幅にパワー感がなくなり、最悪の場合はシリンダー内で異常燃焼を起こし、エンジンに大きなダメージを与えることもあります。

オーバーホールはいつでも受け付けています。日帰り修理可能です。

同時にディストリビューターキャップやローターも点検します。
遠方の方はディストリビューターを外してお送りいただければ、オーバーホールして返送させていただきます。

※冷却ベンチレーションホースを未装着の場合は装着をおすすめします。

ディストリビューターキャップ/ローター交換 日帰り可能

ディストリビューターキャップ

常時高圧の電気が流れますので、摩耗が進むとスパークプラグへの電気供給が弱くなります。そうなると、燃費が悪くなったり、エンジン出力が落ちたり、雨天時など湿度が高い時に電気がリークしてエンジンの不調の原因になります。

BOSCHが純正採用されておりますが、推奨は5万km、5年に一度の交換ですが、できれば2~3万kmに一度は点検を行っておきたい部分です。

購入されて過去の履歴がない方は一度点検することをお勧めします。
写真は993、交換を要する状態です。

点検や交換はいつでも受け付けております。在庫常時ございますので、お気軽にご連絡ください。

スパークプラグ交換

スパークプラグ

ポルシェに限らず、スパークプラグの点検や交換は点火系において大切なポイントです。高電圧での点火によって電極が消耗します。それにより電極間が広がりますので、40,000~50,000kmを目安に交換が必要になります。(使用状況によります。)

写真は993のスパークプラグです。プラグの点検、交換はタペット調整時に同時に行うのが一般的ですが、993はタペット調整が不要となるため、プラグの点検を怠りがちです。見えないところだけに、劣化していても気が付かないオーナー様が多いので、整備記録がなければ、できるだけ早く交換させることをおすすめします。

※業者様、DIY整備などのお問い合わせはご遠慮ください。

ページの上に戻る