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ポルシェ 紹介! (一覧)

毎月、いろいろなポルシェを紹介しています。
車種年式のみならず、ユーザーや使用環境、愛情度合い(!?)によって、その個性はさまざま!

911Turbo 1987年式

2008年7月

今月ご紹介させていただくのは、1987年式911Turboにお乗り
の江口さん。

最初に乗ったポルシェは996Carrera!
剛性感あるポルシェに満足していましたが、ある日出合った
この911Turboにノックアウト!?

まさに一目ぼれだったそうです。
これから生産されることはないであろう、歴史に残る名車の重みを
感じ、ポルシェの遺産として乗り継がれるよう、コンディションの
維持(機関はもちろん、外装、内装にも)を保つ楽しみを味わって
おられます。

江口さんはポルシェを含め、過去に乗ってきた車は20台以上!
若かりし日は国産車、それからはドイツ車がメインで、ベンツ、BMW・・・また複数台同時に所有されるほどの車好き。
そんな車を知り尽くした江口さんだからこそ、やはり憧れのポルシェを手に入れられるときに考慮したことは、購入後の
故障やメンテナンスの不安。

そこで、最初に選んだポルシェは、水冷エンジンの996Carreraマニュアル!
すでに997が発売されていましたが、996はパワー的に互角であることと、プライス的にも買いやすいこと、
6MTを狙いましたが、極端に少なく、ほとんどがティプトロ。程度のよいものを探すために多少時間をかけられました。
検討して購入した996なだけあって、そのすばらしさを堪能、特にポルシェの剛性感の高さに驚かされたそうです。

しかし、今回ご紹介する 白の911Turboは 江口さんをノックアウトさせた一目ぼれの一台!

フェンダーの盛り上がりと巨大なリアウイングからなる独特のスタイルとその存在感
伝わる緻密な精密機械の感触
人の手でつくられたホンモノが伝わる感触
乾いた空冷ターボのエキゾーストサウンド
トーションバーとセミトレーリングアームからのダイレクトな乗り心地
重いがすばらしくダイレクトなハンドリング
4速MTとのパンチのある絶妙な加速感 ターボのパワー感

列挙しきれないほどの感動を与えてくれる。
もうこんな"車"はこれから未来、作られることがないだろうポルシェの職人魂がつぎ込まれた遺産

このターボは即購入を決断。

しばらく996と2台体制で過ごしましたが、結局996は手放しました。
江口さんが惚れ込む911Turbo、それもそのはず、誰もが認めるワンオーナーものでたいへん美しい程度の
よい極上ポルシェです。
前オーナーが手がけたのは、前後バンパー、ホイール、マフラー、ヘッドライトレンズをRUF、タービンをターボSの
K27に変更、そしてインタークーラーをANDIALの大容量物に変更しています。
あとは、シフトがポルシェ純正クイックタイプ、ステアリングもポルシェ純正の小径タイプになっています。

前オーナーから引き続き 完全室内保管でオリジナル塗装もそのままに、まるで箱入り娘状態です(笑)

複数台所有されており、この911Turboはもっぱら趣味用として、月に2回程度週末を中心に空いている
首都高などで楽しんいます。
シフト操作など、丁寧に取り扱っていますが、車の状態を維持することを基本としていますが、たまにきちっと
上まで回してエンジンが眠くならないように「調教」もしています。

メーカーの経営や昨今の環境問題などを考えると、2度と生産されることはないであろう歴史に残る名車なので、
後世に乗り継がれるようにコンディションの維持(機関はもちろん、外装、内装にも)には、特に気を遣っておられます。

1987年、この世に生まれてきたこの911Turbo。
20年以上経た2008年の今、 このポルシェに幸せかどうかたずねたら、間違いなくYES!と応えてくれるでしょう・・・!


964Carrera2 1990年式

2008年6月
今月ご紹介させていただくのは、横浜市にお住まいの杉野さんです。

杉野さんは、小学生の頃、東京モーターショーで見た911ナローが
脳裏に焼きついて忘れられず、授業中にポルシェの絵を描いていて、
先生にお叱りを受けたというエピソードを持つ、
筋金入りのポルシェフリークな方です。

以下は、杉野さんにポルシェへの思いを語っていただきました。

大学時代は学校そっちのけで、地元の箱根や近県の峠と林道を走り回る日々を過ごしていたのですが、その後社会人になり、所帯持ちになってからは、家族4人で乗れて、そこそこ走れる車であるスカイラインセダンを3世代乗り次ぎ15年以上!

しかし、頭の片隅には常にポルシェの存在がありました。
生涯に一度はポルシェに乗りたい。 人間は歳をとるほど感性が薄れるから早いにこしたことはないと考え続け、40歳を過ぎた頃、ついにポルシェオーナーへの道を歩むことを決心。

ターゲットに絞ったのは、オリジナルデザインを維持している最後のポルシェである964。
マニュアルミッション&サンルーフなしという仕様を求めて探し回り、7年前にこのスレートグレーのカレラ2と出会いました。
昔から車の性能は使い切らないと気が済まない性格。
せっかく走るための車として、ポルシェを手に入れたのだから、この車の持っている性能を余すところ無く堪能したい!

しかし実際に乗ってみると、964はGTとしての役割も持っているためか、フルノーマルでは本来のスポーツカーとしての
ポテンシャルを十分に発揮できないことに気づきました。

そこで、各部のリファインとともに、964のスポーツカーとしての性能を存分に引き出せるようにしていきたいと考えました。  

そのためのモディファイにあたっては、個人的な志向として、「アスリートがスーツを着た姿」をイメージしています。
つまり、外見は存在を誇示せず、あくまで大人しく紳士的。

エンジンや足回りをスポーツ走行が楽しめるようにベストな状態を維持して鍛える、というイメージです。
エンジンはROM変更とフライホイールのRS化を除いては基本的に無改造。
オイル漏れが悪化したため2006年8万km走行時に日之出モータースでフルオーバーホール。
足回りはH&Rのコイル&ダンパーユニット、中空スタビライザー、鍛造ホイール組み合わせ。
ブレーキはターボローターと993用キャリパー。室内はレカロSPG2脚とワンオフの5点ロールバー。  

走ることと同じぐらいにいじることも好きで、ポルシェとの対話を密にするため、日常の油脂類の交換等のメンテナンスは
もちろん、足回りやブレーキの組み替えなども可能な限り自分自身で行っています。 

生粋の神奈川県人であり、箱根、伊豆、富士等の峠道を走り続けて四半世紀余り。
たまにサーキットも走りますが、本当に好きなのはやはり峠道。
とくに、芦ノ湖スカイラインや椿ラインのようなターマックラリーのSSを彷彿させる変化に富んだコースは飽きることが
ありません。 

ポルシェのどこがいいの?という質問を時々受けます。
個人的な回答ですが、まずは他に類を見ない普遍的なスタイル。
小さいのに存在感がある、スポーティなのに上品、クラシックなのに古く見えない、というデザイン上相反する要素を見事に
両立させていると感じます。
また走りに関しても、エンジンのレスポンスと独特の音や振動、ボディやシャシーの剛性感、豊かなステアリングインフォメー
ション、ラインぎりぎりまで攻められる見切りの良さ、やはりすべてが他のどの車とも一線を画す強烈な個性を持っています。 

一方、悪いところは?と聞かれると、経済的負担などよりはむしろ他の車への関心が薄れてしまうということでしょうか。 

この964も生まれてから既に18年、私のもとに来て7年が経過。
これからもこの大切な相棒とともにゆっくり歳をとって行きたいと願っておられます。


911Carrera 1974年式

2008年5月

今月、ご紹介させていただくのは、山梨県にお住まいの鈴木さん。

貴重な1974年式911Carrera 通称74カレラに乗られておられますが、先日、シリンダーヘッドからの圧縮漏れが発生!

この74カレラを手に入れられて8年。
細かいトラブルはあったものの、買い物や通勤、ドライブ等、日常の足に使用されておられましたが、ついに今回、エンジンオーバーホールという大手術に踏み切られました。

その上、メカニカルポンプのオーバーホールまで!

私個人の意見ですが、ポルシェの全ての空冷エンジンの中で、この2.7Lが一番美しいく、オーラがあるように思えます。

話がそれてしまいましたが、こんな貴重な74カレラに乗られる
鈴木さんの車歴はというと、210サニーから始まり、カローラTE71フルラリー仕様を経て、カローラAE86レース仕様へと、その後MR-2 SW20へとステップアップし、現在の74カレラに辿り着いたそうです。

実は、MR-2からの乗り換え時に、候補にあがったのが、ポルシェとロータス。

“車好き”が車を探すとき、最新の国産車のような快適、簡単、便利ないい子ちゃんは眼中に入らないもの。
鈴木さんも、もちろんその一人です。

ハンドルを握る手に緊張感、エンジン音を感じながら、クラッチを操作し、車と呼吸を合わせ対話する。
ワクワク、時にはドキドキ・・・自分の手足となって走るそんな車!

そうなると、ロータスも良かったのですが、昔からの憧れだった74カレラに惹きつけられたそうです。

多くの空冷ポルシェ乗りが憧れる通称73カレラRS!そしてその翌年、そのエンジンを搭載して発売された74カレラ!
最高のエンジンに、73カレラRSよりも剛性アップしたシャーシに素晴らしいハンドリング!

まさに鈴木さんの希望を叶えるには、もってこいの車でしょう。

もうこのポルシェとの付き合いは8年目。
改造して速くしたり、快適性を求めて何かを付けてみたり、細かい修理に気をもんだり・・・
そんなこと、どうでもよくて、これ以上自分を満足させてくれる相棒はいないと、ポルシェを見つめる鈴木さんの瞳には
満足感が溢れていました。
空冷ポルシェのオーナーとして、卓越した楽しみを知っている、私たち専門店からみても尊敬できるオーナーさんなのです。

納車の朝、エンジンハッチを開け、目に飛び込んでくるリフレッシュしたエンジンの鈍渋い輝きと、静かなオーラ。

どうか、このポルシェが永遠に存在してくれるように・・・
そんな願いを込め、担当したメカニックはもちろん、スタッフ全員で送り出したポルシェです。


911T 1973年式

2008年4月
今月、ご紹介させていただくのは、1973年式911Tに乗られる宮本さん
です。

宮本さんと、ナローとの出会いは、中学生の頃にさかのぼります。
当時、実家の近所に、とあるフェラーリショップがあり、スーパーカーブームの影響で、毎日のように、家の前とかにディーノ、BB、カウンタック、930ターボがあったのですが、その頃はスーパーカーには全く興味がなく、鉄道模型少年だったそうです。

そんなある日、家の前に、ショップのお客さんのか?シルバーのナローが・・・!

夕方、逆光で、リアフェンダーからの陰影が、この世のものではない、なにか不思議な感覚でした。
その頃は、ポルシェなんて「高価な!」という思いだけでしたが、やっぱり当時の光景が忘れられず、20年前にこのシルバーの
ナローを思い切って購入してしまったそうです。

そんな宮本さんですが、過去の車歴も凄い!
箱スカ2台(2ドア、4ドア)を購入しクラシックカーにはまり、雑誌スクランブルカーマガジン(現カーマガジン)の影響で外車系にゾッコン。
トライアンフTR4を買うといったら親に猛反対され、結局、BMW2002を購入、その後に今のナローに出会われました。

このナローについて、現在の気持ちを、このように語っていただきました。
全てにおいて、気に入っています。
先にもいいましたが、独特のスタイリング、ルーフから、リヤフェンダーへのラインと、エンジンフードのバランスが最高です。
また運転面では、メカポンのダイレクト性とエンジンの切れ味を楽しむ“緊張感”がとても好きです。
ナローは、もう古い車なので、当然故障もありますし、調子の良い・悪い時もあります。
絶対的なパワーや、操縦性では、当然今の車には劣ると思います。
しかし、自分はアナログ人間と思っているのですが、ナローも全てがアナログ的なんです。
運転していると、なんか親近感というか、二人一脚みたいな感じで、楽しめます。主な使い方は、休日のドライブ程度。
厚木の宮が瀬ダムあたりを流すくらいが自分には丁度いいです。

クラシックカーイベントにも明治公園のころから参加していますが、ここ数年は、ボディの錆も酷くなり、参加していませんでした。
しかし、日之出モータースさんで、塗装をきれいにしていただき、先日久々にお台場のJCCA‘08ニューイヤーミーティングに参加
できたので、これからは、まめにイベントにも参加していこうかなと思っています。

今後は、できるだけオリジナルを保つように維持していきたいですね。
それとは、内装をもう少し、ビシッとしたいですし・・・。

1973年式ですので、製造から35年経ちましたが、現代でも、ひけをとらない実用性と性能面があると思います。
いままで20年間乗ってきましたので、あと20年が目標です。
たぶんそのときは、自分は67才なので、人間の方は限界かも?それまでは精進あるのみかな。

こうやって、改めて振り返ると、いろいろな思い出が次から次へと・・・。

このようにして、ナローライフを楽しまれている宮本さんですが、見かけられたらお気軽に声をかけてみて下さい。
もっと面白いお話が聞けるかもしれませんよ。


911Turbo 1987年式

2008年3月
今月、ご紹介させていただくのは、1987年式911Turboに乗られる
木庭さんです。

この911Turboに対する熱い思いを聞かせていただきました。
以下、木庭さんご自身のお言葉を太文字にて引用させていただきます。

まずは、木庭さんがこの911Turboに出会うまでのお話です。
今の仕事を始めるきっかけになったある方の影響で、以前はかなりカリカリにチューンされたVW-TYPE1に乗っていましたが、VWに乗ると何故か911とか914が気になってくるんです。
そして911が欲しくなり、まずは911SCを購入しました。

しかし、かなり無理して維持していたため、生活苦の故に手放し、ローンだけ残ってしまい、それからしばらく自転車でした。周りの目もあり、大変悲惨な思いをしました。
その後、友人から譲り受けたVW Golf2 Gtiにしばらく乗っていましたが、当て逃げされ大破。その後、ドイツ車チューナー系に目がない私は、HartgeJapan H-18(トミーカイラ改E30)に乗ってましたが、余り状態が良くなかった事から、だんだんと“走るための車”を諦めてしまいました。
私にとって、この頃迄は苦い思い出ばかりですね。独身時代のことです。その後、営業車としてFord Taurus wagon、Chevrolet Astroに乗っていましたが、ポルシェへの思いは内に秘めて完全に封印していました。嫁は、私がポルシェオタクだと言うことを知ったのは結婚から5年以上経ってからですから・・・

2児のおとっつぁんになり、落ち着いた日々を送っていたのですが、私の一生の夢、ポルシェを忘れることはありませんでした。
いつもいいなって。でも再びポルシェに乗れるなんて全く思って無かったんですよ。2006年末にふと思いついたように、中古車を検索してみると、かなり射程距離に近い金額まで落ちていることが解り、うぉっ!と興奮しました。ですがその時は、思いつきの一つでしか有りませんでしたが・・・
普通2児のおとっつぁんだったら高級ワゴンか何か欲しがりますよね?
でも今なら子供が小さいし、なんとかいけるか?と思い、町ですれ違ったカレラ2を指さし、「ポルシェ買おうかな・・・」と言うと、「かわいいじゃん。」と嫁。で2007年晩秋にうちに来たのが、この911Turbo!私がバンバン空吹かしして、ケタケタ笑っていると嫁唖然。「何でこんなにうるさいの?保育園行けるの?」と煽られました。勿論購入時は、最初の嫁の反応が良かったんで、説得して買うとか、そう言うことは特にしませんでした。私と嫁は意外に趣味が合うんですよ。


現在、ビッグ・インタークーラーにワンオフ・マフラー、RUFホイール、フロントスポイラーと前後牽引フック、追加ブースト計を装着し、911Turbo本来の良さを壊すことなく、楽しんでおられますが、そんな木庭さんの911Turboライフについてもお聞きしました。

ミーティングや軽い納品なら仕事でも乗っています。休日には4名乗車でファミリーカーな時もあります。最初は音でびびっていた子供達も、今ではクランキング時に「イエーイ!」と叫んでいます。
年末はブロアーファンを動かしたらモーターが焼き付いてしまい、吹き出し口から黒煙がもくもくもく・・・。
「キャー!煙が出てるー!?」と嫁。以来、助手席の足下には消火器があります。
最近は、ツーリングのお誘いを受けることもあるので、徐々に距離を伸ばしていこうと思ってます。


930系のオーナーは、相当なこだわりを持っている方が多い様です。中には20年以上乗っていらっしゃる強者がいますね。
走りとかは、そう言う方々と直ぐに肩を並べようとは思ってませんし、実際無理でしょうね。
メカ的には、自分で一個一個構造を把握していく作業が好きなので、じわじわ行こうかと思っています。整備書を幾つか買って解らないながらにDIY整備をしていますので、自分で出来ることは自分でやろうかと思います。
ですが、いかんせんDIY整備ではどうにもならない場合があるので、日之出さんのようなその道のプロに見て貰わないとダメだな?というか、あっさり直ってしまうので思い知らされることも・・・


また、911Turboの走りについても、こんな風に語っていただきました。
運転している時の独特な感覚がたまりません。初めて乗ってから3日間ぐらいで同化しました。流しているだけなら不思議なぐらい心地良いですが、ドッカン・ターボも最高!また、ちょっとしたカーブでも「えいっ!」とうまく加重が乗った時は、もの凄く気持ちいいです。まだ乗りこなせていないな?と思う時の方が多いので、ベテランのポルシェ乗りの方に乗り方を聞きまくっています。
日常生活する上で必要な車は他にあるので、趣味の車と割り切れば、不満な点は全く有りません。今までの経験上、こんな走りをするは知りませんし、他には考えられません!

若い頃はポルシェを走らせられれば、何を失っても良いというような、極端な考え方を持っていました。そのせいで、一度ポルシェを手放さざるをえなかった次期が有りましたので、今では広い視野を持つことができ、ある意味大人になったなぁと思うことがあります。
ポルシェは私にとっては、車以上の何かを持っています。これは12年間封印してきた気持ちです。たとえ壊れてしまって、動かなくてもいつも、脇にいてくれれば、それだけでも私の夢です。
ホントに動かなくなったら、動かせるように修理したいと思いますけどね(笑)


最後に、
家庭や仕事も大切にし、常に良いバランスで維持出来るように努力をしなければいけませんよね。
と熱い気持ちを語っていただきました。

こんなオーナーさんに選ばれた911Turboは、本当に幸せですね!
当店も少しでも協力出来たらと願っております。


911Carrera 1987年式

2008年2月
今月、ご紹介させていただくのは、神奈川県 葉山にお住まいの
87年式911カレラに乗られる滝谷さん。いや本人のご希望もあり、
親しみを込めて「タキタニくん!」と呼ばせていただきます。
実は、今回の「今月のポルシェ」は、タキタニくん本人に書いていただ
きました。
いつもは私(神奈川店 店長 村上)が、編集しておりますが、
本人からいただいた文面が、なかなか面白いので流用させて
いただくことにしました。

以下太文字が、タキタニくんからいただいた文面です。

名前は滝谷(カジュアルに「タキタニくん!」と呼んでください。本人が喜びます。)
仕事は大学卒業後、某食品製造業の情報システム部門を経て、Web系アプリケーションエンジニアとして、某IT系企業のインタネット広告営業企画マーケーティングをしている「バリ理系坊やの広告屋さん」です。ご興味があれば「タキタニくん」に伺ってみて下さい。(笑)
出身地は神奈川県 葉山・・・生まれてからウン十年ずっと葉山・・・。実は「湘南ボーイのおぼっちゃまくん」なのでは?

と、いきなりの自己紹介に、私は面食らってしまいました。
さて、そんなタキタニくんの車歴ですが、大学入学後、中古屋さんで5万円で買った黄色のフォード・フィエスタ(メチャやれていて、良いお味でした!)を経て、クラッシックMINI(なんとなくこれしか乗りたくなるような車がなかったので・・・)→VWゴルフ(子供が生まれたので、ちょっとファミリー寄りに路線変更)→ヴィッツ(ファミリー寄り路線継続。ギリシャ人デザインのエクステリアが良かった!)→クラシックMINI(ある事情でファミリー寄り路線から、また趣味路線変更。しかし事故で廃車)→またまたクラシックMINI(事故の後遺症?勢い!自棄!でいろいろやりました。)
その後、もう若くないし(自分はそうではない!と思われる方ごめんなさい・・・)、車に乗っていられる期間も限られてきているなぁとふと思い、スーパーカー世代(あ、年バレちゃう?)の僕のあこがれだったPORSCHE購入に踏み切りました。
あと、逗子に住んでいる鈴木英人さん(イラストレーター、ポルシェフリークでもあります)の描くナローポルシェの雰囲気が大好きで、オープンカーの助手席にサーフボードを積んでいたりして、とても素敵だなあと思っていたことも理由のひとつです。う〜ん、実はこの理由が一番でした。でも、そのポルシェがなかなかなくて、ちょっち保留にしていましたが、この930に出会えて良かったと思っています!シブいシルバーグレイのカッコイイ!お父さんになったら、今の車ともう一台、黄色いオープンのナローポルシェを手に入れて、ボードを積んでのんびり愉しむ。やってみたいです。(タキタニくんは波乗りをします)

さて、ここまで自己紹介していただいたタキタニくんですが、現在この911カレラをどのように使われているのかというと、

エッ? ! サーフ系ミュージックを流しながら、のんびりクルージングしています。たまに、後ろから、クラクションを鳴らされるですが、その時は、ビューンと走ってって、PORSCHEの野性味って言うんですか?を見せつけてあげています。ヒヒヒ。実は、腹黒系?
今後は、特別気負うことなく、基本ノーマルのまま、淡々と維持していきたいです。これもポルシェラヴのひとつのかたちかなと・・・。でも村上さんのホームページを見ているうちに…。
(これは意味心ですね)
てな、感じだそうです。
また911カレラの気に入っている点をお聞きしたところ、

かえる目(かみさんも「かえる顔」です)。セクシーなおしり。いや、シンプルでエレガントなスタイル全部! なだらかなラインがたまらない!
完璧主義?僕は単純で、180度違うものだからなのかなぁ・・・。
身震いさえ覚えるストイックさ。    

オトコノコの世界(注:意味不明)。でも、PORSCHEを駆る女性はめちゃくちゃカッコイイ!



と、ほんとに意味不明のご回答!(笑)
それはさておき、実は当店との出会いにも面白い?エピソードがありました。

厚木の女の子とのデートの帰り(もう朝になっていましたが…)、なんか変な音と匂いがするなーと思いつつ、そのうち室内のファン出口から白い煙がモクモクと! あれ? なんかヤバ系? と思いつつ走りながら、信号が赤になったので停車。で、そのまま不動に…。
軽く失神しながらも、気を取り戻し、オニあせってJAFに連絡をしている時に、その不動のPORSCHEを熱心に見ている人が。
村上さんでした。そして、「あ、うち、ポルシェ専門店なんッスよ」という耳を疑うような発言が! 日之出モータースさんのことは、MINI仲間でポルシェフリークの先輩から教えてもらっていて、名前だけは軽く知っていたのですが、場所なんて知りませんでしたし、そこに向かっていたわけでもありませんでした。そこからほんの5メートルほど先が、日之出モータースさんだったのです。なんとも、狐につままれたような不思議なファーストコンタクトでした。ちなみに、ファンベルトが切れていたため、オルタネーターが動いていなかったという、今から思うと、おマヌケなトラブルでした。はずかしい!(もちろん、今では、ちょくちょく張り具合を見て、調整もしています。)
 

こんな偶然があるんですね!私も驚きました。
こんなファンキーなタキタニくんですが、先日も面白いことがあったそうです。

R134(海岸線)を走っていたのです。週末恒例のR134オニ渋滞で、ボーッとしながら。対向車線から、黒い930が走ってきました。運転していたのは、凄い美人! その美人が、ハリウッド女優のニコールキッドマンのような美人で、満面の笑みで、僕に手を振ってくれたのです。もうね、僕、親のかたきくらいの勢いでめちゃくちゃ手を振りましたから。手がちぎれるかと思いました。
クラシックMINIでは、よくある和む光景なのですが、PORSCHEでもそういうことがあるのだなーと思いました。その直後、調子ぶっこいて、黒いCayenneさんにも手を振リました。Cayenneさんはノーコメンテーターでした…。

やっぱそれは難しいかも・・・
そんなタキタニくんも現在ポルシェについて勉強中だそうで、

メンテナンスブックなどの本を読みながら勉強中です。初心者(今、3ヶ月目。週末ドライバー)なので、日之出モータース神奈川店さんでお会いしたときには、いろいろ教えて下さい。機構的な部分は、村上店長とスタッフの方々にお任せしています。走りを追求される方と愉しみ方の重点が違うかと思いますが、同じようにPORSCHEが好きだと言うことで、よろしくお願いします。
ポルシェのメンテナンス時には、ガレージ横のイスでコーシーを飲みながら、ひなたぼっこしています。

もし当店で、タキタニくんに会う機会があれば、お気軽に声をかけてあげて下さい。 これから、もっともっと楽しいポルシェライフをおくっていただけたらと願っております。


944S2 1991年式

2008年1月
新年最初に、ご紹介させていただくのは、真っ赤な944S2に
乗られる私市さん

いままでの車歴はというと、VWゴルフ TYPE−1、その後
ランドローバーディスカバリー、そしてあるきっかけを転機に
2シーターオープンカーに目覚められ、ホンダビートを経て、
フィアットバルケッタに乗られていたそうです。

ところが、会社の同僚が87年式944Sを購入。
ちょくちょく運転されるうちに、ボディ剛性やドア、ハンドリングや
シフトタッチ、全てがかっちりしている車であることを体感!

徐々にその魅力に惹かれていったそうです。

ボディラインの美しさに一目惚れし、購入されたフィアットバルケッタでしたが、どうしてもポルシェと
比べてしまう。
デザインは100点ですが、走りは全くだめ、しかも雨漏りにも悩まされたそうです。
結局、ポルシェで運転することの楽しさと喜びを覚え、944S2購入に踏み切られました。

そんな944S2ですが、基本的には休日の足と、ドライブがメイン!
もともとアウトドア派な私市さん。
キャンプやバーベキューなどにも頻繁に利用。
テントやらクーラーボックスに寝袋と、何でも積んで出かけちゃいます。
時には大きなトランクルームが貨物車状態の時も・・・

去年の夏休みは実家の札幌まで、往路は東京〜青森まで、復路は仙台〜東京と2,000Kmも
自走の旅をされたそうです。

高速道路での安全性といい、快適性といい、ほんとにステアリングを握っているだけで楽しい車
だと大満足!
最近では珍しくなったリトラクタブルヘッドライトも、友人の子供達からは注目の的!
迫力のあるブリスターフェンダーも大好きなポイントの一つで、デザインそして走りも15年前の車とは
思えないし、巷ではほとんど走っているのを見かけないほどレア?なところも含め、全て気に入って
おられます。

ただ少しだけ不満な点もあるそうで、「私市さん、今度はFC(マツダRX−7)買ったんですね・・・」と
聞かれること、「違います!これはFCではなくポルシェです!」というやり取りがしょっちゅうだとか・・・
それからリアシートの狭さ!ルーフは低いのに直立した背もたれのせいで、背中がピンと伸び頭が
ルーフに突いちゃうので、首を曲げざるをえない辛い姿勢は同乗者から不満たらたら・・・
スポーツカーだから仕方ないので、オーナーさんはリアシートを“反省部屋”と呼んでいるそうです。(笑)

現在、アルミホイールを993純正に、ステアリングをクラブスポーツ純正に・・・
基本的にノーマルが好きなので、改造したいところはないそうです。

ただボディのオールペンも含め、経年劣化してきているパーツをリフレッシュして、新車当時の乗り味を
取り戻せたらと、今後の意欲満々です。

「ステアリングを握っているだけで楽しい車に出会えて幸せだと思っています!僕にとって車は道具ではなく、
一番大切なおもちゃであり恋人でもある。これからも我が愛車を一途に愛し続けて行きたいと思います。」と
語っていただきました。

真っ赤な944S2!良いオーナーさんに出会えて、本当に幸せですね!


964Turbo 1991年式

2007年12月
今月、ご紹介させていただくのは、ミッドナイトブルーの964Turboに
乗られる鎌田さん。

鎌田さんの車趣味の始まりは、学生時代にまで遡ります。
当時、カリーナGT-T(国産初ツインカムターボ)を中古で購入し、
夜の峠道を走るようになったのがきっかけだそうです。

その後、就職先が三菱自動車だったこともありジムニーを購入、
オフロード4WDで山道や河川敷、砂地などを走ることの楽しみを
憶えられたそうです。

その後、まだ発表前だった、ランサーエボリューションWRC開発車両を見て一目ぼれし、モータースポーツ用の
軽量版RSを購入、ワインディングやサーキット走行を楽しんでおられたそうです。
三菱自動車時代はアクティブサスペンションの開発をしていた関係上、ほとんど毎日テストコースを走っていたため、
休日に車に乗りたいと思わなくなり、車への執着が無くなってしまったそうです。

その後、日産自動車に転職されましたが、それでも車への思いは沸かず、「これでは自動車開発に関わる者と
しては駄目だ!」と思い、以前から興味があったメルセデスベンツE500やジャガーXJ-Rなどのハイパワーセダンを
物色し出したところへ、たまたま見に行った店においてあった964Turboを見て、「これは面白いかも?」と早速試乗!
今までに、走行テスト等で乗ったBMW-M3やベンツSLなどの車にも無い面白さと特徴があり、翌日には購入を決断
されたそうです。

964Turboを手に入れられてからは、好みの車に仕上げるため、一通り手を入れられました。
シートは、左右ともにRECARO SP-GVで軽量化とホールド性向上。 サスペンションは、QUANTUMのStage3に
Hypacoスプリング、エンジンはマウントにリジッドに変更。BBS GT-Uレーシング18インチホイールに、フロントブレーキは
3.6TURBO用キャリパーとローターで強化。マフラーはBERG製を選ばれました。

今の車にはない機械的な乗り味!
電子制御にはないアナログ的で荒削りなフィーリング!
964TurboはノーマルではGT色が強い車ですが、軽量化とサスペンション強化のおかげで、アクセルON/OFFでの
ステア特性変化にメリハリが付き、ポルシェらしい乗り味が出てきたそうです。

あと50kg程、リヤを中心に軽量化したいとのご希望!ただ実用性を損なわずってところが悩みどころです(笑)
964TurboSの純正リアウイングがあれば理想的なんですが・・・

実は最近軽量化のために、フロントのレインホースを外されましたが、減速旋回時の応答性は向上したが、加速旋回時の
アンダーステアが顕著になったそうです。今後はフロントのダウンフォースを如何にして稼ぐかが悩ましいところです。
乗りやすさを崩さず、全体のバランスを考えて、加速性やヨー応答レスポンスの向上、旋回時の横Gの前後バランスを
向上させて行きたいと意欲満!

休日は宮ヶ瀬ダム周辺を軽く流し、ハイペースで走りたいときは、有給休暇をとって箱根ターンパイクへ出かけられる
そうです。

今度、ぜひご一緒させていただきたいと思っております。


911Turbo 1989年式

2007年11月
今月、ご紹介させていただくのは、ボディから内装、各機関に
至るまで新車と見間違うような程、極上の89年式911ターボに
乗られる長尾さん。

八王子にある某有名バイクディーラーを営んでおられるだけ
あって、過去に乗ってこられた車やバイクの経歴はさすが!

16歳でバイク免許を取り、伝説のカワサキZ400FX初期型を
新車で購入されてから、カワサキGPZ900R、BUELL、
HARLY−DAVDSON、そしてカワサキKLX300R、ホンダXR
400Rのオフロードバイクに至るまで、バイクライフをエンジョイ!

車に至っては、高校卒業と同時に日産自動車の関連会社に就職されたことあり、初めての車がスカイライン
ジャパンターボ!
しかも、初期型のブラックにゴールドライン仕様を自分なりにチューニングされ、マフラー、インタークーラー、
過給圧アップ、足回り等々、その当時盛んだったゼロヨンや矢田部の最高速テストなど自分の範囲で遊んで
いたそうです。

その当時も含め、子供の頃からの憧れがポルシェだったのですが、しかし車はお金がかかりりすぎて、
一旦バイクに戻ってしまったそうです。
それからは、ファミリーカーを数台乗り継いで来られましたが、4年程前に現在の911Turbo購入の話が・・・
その時は、一度お断りしたされたのですが、半年後にまた同じ方からもう一度お話があったそうです。
その時はさすがに断る勇気もなく購入を決意!
やはり、憧れ続けた願いは、叶うものなんですね!

現在、この911Turboは年間4回ほどの伊豆方面へのツーリング(全開バトルモード?)と、奥多摩周遊ばしりと、
たまーに奥さまとのドライブを楽しむために使われております。

特に伊豆方面へのツーリング?は、良い意味でポルシェの道へ引きずり込んでくれた先輩と、実のお兄さんと
3人で走りに行かれるそうで、購入時はフルノーマルだった911Turboも、その時の全開バトルで戦えるよう
モディファイされつつあります。

足回りにこだわり、ワインディングでのハンドリングを重視、ビルシュタインのレースセッティングに強化トーション
バーの組み合わせ、ホイールタイヤはブロンバッハ17インチにポテンザ01R、レカロSPGバケットシートにモモ
ステアリングなど、ノーマルの良さを崩さずに、そのポテンシャルを引き上げるための仕様にさせていただきました。

この仕様で、964RSやフェアレディZと互角に走られているようですから、911Turboの性能をフルに引き出して
おられるようです。
子供の頃からの憧れの夢の車で、しかも等身大の楽しみ方をされている!
最高のポルシェライフではないでしょうか!

最後に「自分自身憧れのものを手にして楽しんでおりますが、それを見守ってくれる家族(奥様)に感謝ですかね!」と
感謝の気持ちも忘れられないのが、理想的です!

私も見習わなければ・・・(神奈川 店長)


993Carrea 1995年式

2007年10月
今月、ご紹介させていただくのは、バイオレットブルーメタリックの
993Carreraに乗られる青柳さん。
現在は仕事の関係で、中国に単身で赴任しておられますが、そろそろ
帰任出来そうだということで、この993Carreraを購入されたそうです。
購入する当初は、コルベット(C5)やロータスエスプリ、フェラーリも検討!
しかし、色々な記事を読み、ランニングコスト等検討した結果、
現実的な車種ポルシェ911が浮上!

その昔、プラモデルを作ったり、スーパーカーブームの時の憧れ
だった930Turboへの想いもあり、最後の空冷ポルシェというふれ
こみで、993Carreraに決めたそうです。

18才で免許を取り、車購入のための頭金を貯まるまでの間と思って購入したのがSUZUKI RG50Γ。
これがきっかけで、バイク熱に火が着き、最終的にはYAMAHA FZR1000を乗られていたバイクフリークでもあります。

車の方はというと、最初で最後?の新車購入となったHONDA CR-Xから始まり、3代目プレリュード、それから何台かを乗り継ぎ、
現在は10年前に、友人から購入したファイアーバード トランザムGTAも所有。

このファイアーバード トランザムGTAで、外車の故障に関する免疫や、修理に対する快感を覚え、機関を維持することの喜びを
得ることも出来たそうです。
その後、パーツの個人輸入から、ある程度のメンテナンスも出来るようになり、いろいろな人にもお世話になったことも重なって、
アメ車の世界にはまってしまい、アストロを躊躇なく追加購入。
旅行や買い物にと、かなり便利に利用されておられるようです。

この993Carreraですが、購入したのが今年6月ということもあり、これからリフレッシュを考えておられます。
先日も当店にて、ファンベルトからエアフィルター、その他消耗パーツの交換、デストリビューターのオーバーホールまで一通りの
メンテナンスを済まされました。

普段、使用されるのは、もっぱら奥様とのドライブだということと、帰国されたら通勤にも使用されたいとの思いから、購入時に
装着されていたレーシングマフラーが煩かったため、純正ノーマルマフラーに戻したり、車高を若干上げられたいとの希望もあり、
H&Rスプリングのみが装着されていたサスペンションを、ビルシュタインショックに交換、アライメント調整を行い、満足して
いただける車に仕上がりました。
「高速の段差でバウンドしたあとの減衰時間が短いことや、思ったほどゴツゴツしていなく、しかもグニャグニャな感じもしない。
非常に乗り易くなった。」という感想をいただきました。

その他、気に入っている点をお聞きすると、「基本的にはすべて気に入っています。高速走行でのすごく安定した走りと、
本気のポルシェ乗りの方々には申し訳ない気がしますが、見た目の存在感も重要でRS LOOKということも気に入っています!」
とのご意見!
今後も、製造された時と同様の性能を維持して、下手な改造でバランスを崩して、デチューンにならないように純正に近い状態を
保って行きたいと意欲満々!

ポルシェは移動手段でなく、遊べる1/1スケールモデルという位置付けであり、生活の活力で励みでもあり、さらにポルシェを通して、
色々な出会いも大事にしてゆきたいと思う今日この頃だそうです。

日本に戻られたら、ぜひ素晴らしいポルシェライフをスタートしていただきたいと願っております。


964Carrea2 1991年式

2007年9月

今月のポルシェは、千葉にお住まいの多田さんが乗られる91年式964カレラ2Tip。
現在はこれ以外にもM・ベンツW126のSクラスと奥様用にVWルポGTIを所有していらっしゃいます。
それ以前もM・ベンツW124のEクラスとクーパー1.3iに乗っていたそうで「定番セダン+楽しめるクルマ」というのが車所有に対する考え方だそうです。

年齢的にはスーパーカー世代のど真ん中、また車雑誌関連のお仕事をされてらっしゃることもあり「そろそろ手が届く値段になってきたなぁ…RRのドライブフィールも勉強しておきたいなぁ…」などとネットで物色していたところ、偶然にも格安の物件を発見したので「これはいろんな意味で勉強できそうだ!」と迷わず購入に踏み切ったそうです。

もともと10万km超の多走行車でTipシフトだったこともあり、乗って勉強するためにも、通勤用車両として使用することに。そこで整備の方向性を「通勤快楽コンフォート仕様下駄グルマ」と定めて手を入れることになりました。

まず最初に気になったのが足回り。抜け気味で底突き感があったため、ビルシュタインのアブソーバーに交換。またスポーティさと快適性の両立を狙ってタイヤはヨコハマのDNA S.driveをチョイス。その結果ウェット時のグリップ性能の高さも含めて満足のいく乗り心地に劇的に変化。
1日130kmは運転するそうですが、快適でまったく疲れないスポーツカー、否、スポーティカーに生まれ変わりました。

そうこうしているうちにオイル漏れがひどくなってきたのでまた当店へ。原因を調べてみると964には珍しいシリンダースタッドボルト折れが発覚。これを期にエンジンのフルオーバーホールをされました。これでポルシェ本来のエンジンフィールが取り戻され、緻密で粒の揃ったエンジン音に、乗るたびにしみじみと感動しているそうです。

その他にもエアコン修理やアライメント調整など気になることが出てくる度に、当店で整備していただいております。また当店オリジナル964Tip専用ROMへの変更もされていて、ROM交換により燃焼効率が上がり、燃費の改善にも寄与しているようで、本来の性能向上のためのチューニング目的とは別に「長い距離を走る人には経済効果抜群!」と非常に満足していただいています。

変わったところでは通勤車両らしく、ナビや携帯のハンズフリーにブルーLEDデイライト装備など、コンセプトに則った“コワザ”もちりばめていらっしゃいます。

安く買ったポルシェにそれなりの費用をかけていらっしゃることについて伺うと、「確かに完調のものを買って手がかからずに乗れるのもいいんですが、機械モノだからいつかは調子が落ちてくる。となると最初がピークなぶん、印象がマイナスになるじゃないですか。で修理にお金を掛けて元に戻る。この“マイナス”な印象を持ったときに愛着がなくなっていくんですよね、金が掛かるなぁと。でも安く買って気になるところを順番に直していけば、掛けた分だけプラスになる。最初が安かったから、このプラスの分だけ愛着が増すし、良くなった分だけ、何を直せばどう良くなるというのが勉強できるから、結果的に長く付き合える。まぁそんなふうに考えてるせいで買い替えできなくて、ついつい買い足しになっちゃうからダメなんですけどね(笑)」とのこと。なるほど、中古車ってそういうスタンスで付き合えれば存外に楽しめるのかも知れないと思いました。

実際に乗られた印象をたずねると、一番感心したのはRRならではの回頭性の良さだそうです。FRと同じ感覚で交差点に突っ込んでハンドルを切ると、クルッと鼻先を出口方向に向けて、ケツから送り出してくれるような動き。ワインディングを攻めるような走りはされないようですが、タウンユースでもポルシェらしさを十分に楽しんでおられるようです。

当初コンセプト「通勤快楽コンフォート仕様下駄グルマ」は概ね満足されているようですが、実は先日、高速道路になんと柱に使うような角材が落ちていたそうで、前を走る車共々それを踏みつけてしまい、お気に入りだったワークの17inchホイールを右のフロントリアとも破損。当店に積載車で入庫されてきました。しばらくの間は同じホイールがないかといろいろ探しましたが見つからず、暫定措置としてストックしていた中古のBBS18inchPOTENZAのRE01Rという、気合い仕様を装着して凌いでいらっしゃいます。が、この乗り心地が以前と比べて結構硬いため、17inchにサイズダウンしたいというのが、今の課題だそうです。その際にはタイヤはダンロップの吸音スポンジを入れてみたいとのことで、このあたりのチョイスも箱根仕様とは一味違って面白いところです。

今後の方向性について話が及ぶとそこはスーパーカー世代。「やはりターボルック化です」と間髪おかずに返事が返ってきました。「ルーフからリアセクション、そしてそこから左右に広がるフェンダーにかけての曲面構成は非の打ちどころがないし、あの張り出しがもたらす絶対的な見た目の安定感は何度見てもたまりません」だとか。

年間4万kmの距離を共に走って現在17万km。「次のオーバーホールは何万kmくらいでやらないといけないかなぁ…」などと気にされつつも「50万kmくらいまでは乗り続けたい、究極の実用車ですよね」とぞっこんのご様子。

目標50万km!これからも日之出モータースがお手伝いさせていただきます。


911Cabriolet TurboLook 1986年式

2007年8月

今月ご紹介させていただくのは、横浜にお住まいの小関さん

現在、車はこの911カブリオレターボルックとホンダのビート、
バイクはスズキRF900RとNX85ターボを所有されています。

オープンカー2台にバイク2台とは、根っからのモータースポーツ
好きであることが伺えます。

911カブリオレに乗られる前は、944のATに乗られていましたが、
MT車に乗りたくなり944S2や968を探し始めたそうです。

しかし元々スーパーカーブーム世代!
ポルシェといえば、カエル目オーバーフェンダーの930ターボに憧れていたので、途中から目標を911系へと変更。

しかしトラブル等の心配を考えると、構成が複雑なターボは悩みどころ、でもスタイルはターボが好きということで、
玉の少ないメーカー純正ターボルックを探すこと半年、個人売買でこの911ターボルックを見つけられました。

見つかった車がカブリオレだったのは偶然ですが、元々バイク乗りのせいか走行中に屋根があることの方が
違和感を感じるため、むしろ好都合ということで購入を決定!

購入して、まず気になったのが足回りの挙動
そこでショックとタイヤを交換し、しっかりとした操縦性を取り戻しました。
それからは、純正部品はもちろん社外部品も駆使して消耗している箇所を中心に修復、キーレスエントリーと
カーナビは前車の944から移植、あとはクーラーを効かすためにコンデンサーにバイク用のラジエターファンを
取り付けたりと、その効果に満足されておられます。

最近では3本スポークの純正ステアリングを購入し、革用パテで補修したのちレザー調塗装で仕上げたり、
キノコ型エアクリーナーがついていたのを純正ボックス型に戻したり、触媒レスだったマフラーに触媒を
取り付けたりと、通常の改造とは逆方向に進んでおられます。
購入時についていたFRPバンパーは、形状が気に入っているのでそのまま使用されておられますが、
迫力があってなかなか格好良いでしょ!

これからは、少しでも出荷時のオリジナル状態に戻し、元々911ターボルックカブリオレという車がどんな乗り味
だったかを知りたいとのことで、足回りのブッシュ等消耗品の交換を進めて行かれるようです。

カエル目のフロントマスク、リアのオーバーフェンダーにオープンボディ、バイクと比べてもヘルメットをかぶる必要が
無い分開放的で、幌を閉めれば快適な高速移動が楽しめる最高の1台!
この車は家族と一緒に乗れるバイクなのかもしれません。

現在、日常の買い物から片道600km以上のツーリング、早朝の第三京浜を流したりと、何にでも使っておられますが、
これからも最高のポルシェライフを楽しんでいただきたいと願っております。


968Cabriolet 1992年式

2007年7月

写真は北海道の美瑛。
ポルシェのオープンで北海道とは、最高のシュチュエーションです。

今月、ご紹介させていただくのは、東京都にお住まいの畠山さん。
国産カブリオレに10年以上乗って来られたという筋金入りの
オープンカーフリークです。

FRで3リッター以上!全長4.5m以下!しかもデザインが優れて
いるという希望を満たす車は、968カブリオレをおいて他になかった
そうです。

しかも高校生の頃、FRスポーツのベンチマークとして君臨していた944ターボの後継。
ハンドリングも文句ないはず、こう考えて本気で探して3年、やっと納得のゆく車が見つかり購入。
すでに5年が経過!

気になっていたサスペンションはKONIショックに交換、ホイールも993純正の17インチに交換されて
ますが、アフターパーツが少ないことに不満を感じておられます。

タウンユースから、遠方へのツーリングと便利に使っておられますが、夜の首都高を周回するのも密かな
楽しみだそうで、絶対的な速さはありませんが、968は首都高向きだと満足なご様子!

リアアクスルの剛性感とシュアなハンドリングから、スポーツカーらしい盛り上がりのあるエンジン。
ほぼ5ナンバーサイズのボディにもかかわらず、クラシカルでモダンなスタイリング、特にカブリオレは
ディティールも含め秀逸!
ボディカラーもレアなコーラルレッド・メタリックということもあり、好きなインポートの洋服や靴にピッタリだと
絶賛されておられます。

ただ不満な点もあるそうで、家族のリクエストで右ハンドルということになったが、カブリオレの右ハンドルには
6速マニュアルの設定が無かったこと。
本当は6速マニュアルがほしいそうです。
それとオープンボディであるため重量が増した分、あと20PSほどエンジンパワーがあれば、もっと満足できる
のにと苦笑い・・・?

ポルシェは、「911も好きですが、968はもっと好き!」
FRをやめてしまったポルシェに恨みにを感じておられます。(笑)

これからも、この968カブリオレを大切にしていただきたいと願っております。


911Carrera 1989年式

2007年6月

今月、ご紹介させていただくのは、神奈川県海老名市に
お住まいの根本さん

独特の雰囲気を醸し出す、黒の89年式 911カレラ

小さい頃からの憧れで、一度は乗ってみたかったと思って
いたが、購入前に雑誌を読んだり、色々な方の意見を聞いたり
したりすると、頭でっかちになってしまい、結局良い出会いを
逃してしまいそうだったのが嫌で、とにかく買ってしまえと決意!

そこで手に入れたのが、この911カレラ!

それから7年!まだまだ乗り足りないそうです!

ドライブはもちろん、通勤にも使い走行距離は10万キロを超えましたが、いまだにドアを開ける時の
ドキドキ感、バイクに近い感覚の接地感、乗っていて車の隅々まで状態がわかる感覚、ビーチサンダルで
気楽に運転できない事や、毎日機嫌が違うような空冷エンジン!
どれをとっても他の車にはない感覚に満足されています。

基本的に古い物が好きで、日産のL型6気筒エンジンをチューニング!そのエンジンを載せ換えて、
日産車を6台も乗り継いできたそうです。

その他にも2ストロークジムニー(幌タイプ)でアウトドアを楽しみ、時にはバイク(カワサキZやヤマハTW所有)を
楽しみ、時には当店までスケートボードで来られるような、ファンキーなノリが911カレラにもばっちりはまって
いるようです。

この911カレラはサイドステップを外し、ビルシュタインショックで車高ダウン、ワーク17インチアルミホイール、
モンティマフラー、モモのステアリング、シートはホンダ純正レカロとオーナーさんらしい仕様になっています。

これから、レスポンスアップと軽量化をすすめて行き、いずれは全塗装までして、一生乗って行きたいと意欲満々です。

ガサツなようで細かい!精密なようで大雑把!だから面白い!
いまだに不思議な車だと感じておられます。

これからも大切に乗っていただけることを願っております。


993Carrera4 1995年式

2007年5月

今月のポルシェは2回目の登場になりますが、鈴木さんの95年式 993カレラ4をご紹介させてもらいます。

実は今回、当店にて993カレラ4のモディファイドをさせていただくことになり、試行錯誤の結果
かなり面白い車が出来上がったので、再度ご紹介させていただくことにしました。

993カレラ4といえば、日本仕様のみ3.8Lエンジンを搭載するレアモデル!
こんなレアなカレラ4をモディファイドしちゃって良いものかどうか?
しかも、ご依頼いただいたテーマは、 “いかついけど、キモ可愛い!”
なかなか面白いテーマですが、最初はかなり躊躇しました。

まずエンジンのフルオーバーホールですが、そのついでにエアコン関連の部品を全て外して欲しいとのこと!!!
993でエアコンを外すなんて!RSでも付いているのに・・・
それとボディですが、今まで着いていたRSリアウィングをやめてダックテールに・・・!
しかも、リアガーニッシュまでボディ同色に塗ってしまった。
フロントとリアのフードにはボンネットピンを装着し、キャッチ用のワイヤーまで外すことに・・・!
これがテーマの、 “キモ可愛い!”の理由です。

続いて内装ですが、カーペットはもちろん、フロアのアンダーコートから天井の内張りまで外し、リアスピーカー
までも除去して、ロールケージを溶接で組み付けました。
しかもロールケージは、リア斜行バー、センターバー、サイドバーまで入った10点式で、室内をボディ同色にて
塗装しました。
もちろんシートは、左右共RS純正フルバケットで、かなりその気にさせる仕様です。
これが、もう一つのテーマ “いかつい”の理由です。

サスペンションは、クワンタムを装着しているので、今回は味付けを変えるためにアライメント変更のみ
当初、どんな感じになるのか不安だったが、出来上がってみるとなかなか可愛いでしょ?
 今後、実走を繰り返して、セッティングを積めて行くのが楽しみな1台です!


964SpeedSter 1993年式

2007年4月

今月のポルシェは、93年式 964SpeedSterのスピードイエロー
に乗られるOさん

実はOさん、以前89年式 911Carreraでも紹介させていた
だいたので、2回目の登場です。

もちろん、その時の911Carreraも含め、993TurboSも大切に
所有されておられます。

実際、T.P.Oの応じて3台を上手く使い分けされておられます。

993Turboは高速ハイスピードドライブ、911Carreraはワインディング、そして今回の主役964SpeedSterは
主にタウンユースに使っておられます。

実際、タウンユースを考慮した快適装備にもぬかりはなく、SpeedSterには珍しく、最新モデルのカーナビや
集中ドアロックまで装備されています。

もちろん走りの方にもこだわり、サスペンションはビルシュタインショックにH&Rのローダウンスプリング、
スポーツタイヤ、ステアリング、最近ではオリジナルROMを交換していただき、大変満足していただいております。

しかし、この964SpeedSter、数年前にちょっとした?問題があり、手放そうかどうか迷ったことがありました。
もちろん、その時に相談を受けましたが、迷いに迷ったあげく乗り続けることを決意していただきました。
その時の思いは、特別な思い出として残っていて、大切に乗っていただきたい1台となりました。

スペシャルモデルと呼べる964SpeedSter!
ボディ同色にペイントされたカップホイール、センス良くイエローを配色したインテリア、低くかまえたフロントガラスと
オープントップ、FRP成型されたハードトップカバー等、どれをとってもポルシェらしいこだわりが伺えます。

こんなスペシャルモデルに乗れるオーナーさんは幸せですね!
これからも大切に乗ってあげて欲しいと願っております。


911RSR Look 1985年式

2007年3月

今月のポルシェは、85年式911RSR Lookに乗られる高橋さん

スカイライン ジャパンからユーノスロードスター、AZ−1等を乗り
継いで、ポルシェに辿り着いたそうです。
ポルシェを購入する前は、フェラーリやロータス、NSXやアルファも
考えましたが、速くて・壊れなくて・自分でイジッて楽しい!
しかもお小遣いレベルで維持できそうだと、この911を選択された
そうです。

手に入れてみると、そのボディ剛性の高さ、作り込みの精密さ、
シンプルなデザインと、かなり満足のご様子!

アメリカで開催されているストックカーレースIROC(インターナショナル・レース・オブ・チャンピオンズ)を走っていた
74カレラRSRがお気に入りで、ボディワークはそのイメージで仕上げられています。

外装はフロント/リア共にRSRオーバーフェンダーにダックテール、ホイールはフロント17インチ/リア18インチの
OZレーシング フツーラをチョイス
内装はATCのステアリングに、カーボン製ドアパネル交換
基本はライトチューンで、ボディ廻りを中心に軽量化を目指しているそうです。
今後はボディ補強と軽量化のため、カーボンボンネットやバケットシート、ロールバーの装着を行なって行きたいと
意欲満々です。
エンジンのハイチューンにはあまり興味はなく、オーバーホールして出来る限り新車の状態に戻していきたいと
考えておられます。

実際、サーキット走行会もされますが、メインは普段の足!
通勤の他にもラーメン屋や牛丼屋に行ったりとか、どこへでも乗って行かれるそうです。

ターボルックのボディラインはもちろん、壊れないし、アフターパーツが豊富で安く、乗るたびに新しい発見がある911RSR!
乗れば乗るほどに、人馬一体感があり満足されておられます。

私もそう思いますが、この頃の911は、まさにライトウェイトスポーツ!
直線番長ではなくコーナーを軽やかに速く駆けていく911RSR!
最終的にはそんな仕様に仕上げるが理想だそうです。

これからも大切に乗っていただきたい1台です。


911Turbo 1989年式

2007年2月

今月のポルシェは、89年式911Turboに乗られる塚田さん

幼少の頃に体験したスーパーカーブーム
塚田さんも例に漏れず、当時はカメラ片手にお気に入りの
スーパーカーを探してカーショップ等を廻っていたそうです

特に漫画 「サーキットの狼」 の影響もあって、ポルシェに乗るのは
夢だったと話していただきました。

その夢が叶い、手に入れたのは、930ボディ最終型、5速ミッションの
911Turboでした。

免許取得後は、スカイラインやフェアレディZ等の国産スポーツカーを乗り継いでこられましたが、やはり満足できず、
幼少からの憧れだった911Turboのグラマラスなボディに思いを寄せておられました。

その時に出会った911Turbo!
しかも貴重な89年式5速ミッション、タイミング良く購入出来るチャンスにめぐり合ったそうです。

当然、わが子のように大事にされておられるので、整備に出している間などは、寂しくて仕方ないそうです。
また駐車場が機械式のため、ちょっとした地震があると、ゆれて柱に干渉していないか心配で・・・と他の悩みも?

購入された時は、ほぼオリジナルの状態でしたが、不満のある部分は改良し、優れた部分は伸ばして行くと
いったオリジナルの特性を失わないバージョンアップの結果、ほぼ満足のいく仕様に仕上がってきました。
特に、ドライビングポジションと足廻りを中心に、モモステアリングからレカロスポーツシート、ビルシュタイン
ショックから強化トーションバーまで一通り手を加えてあります。

ポルシェは、ゆっくり走ってもガンガン走っても面白い車です。
仕事が休みの日には、ただ何も考えず高速道路やワインディングを走るような、楽しみ方をされています。
特に空冷モデルは、独特の雰囲気があり、ストレス解消の特効薬!
ご自分のペースで楽しんでおられます。
でも機会があれば、サーキットも一度、走ってみたいとか・・・

これからも、末永く911Turboの魅力を堪能していただければと、思っております。
いつまでも大切に乗ってあげて下さい。


911Carrera 1989年式

2006年12月

今月のポルシェは、89年式911Carrera3.2に乗られる
Oさんをご紹介させていただきます。

実はこの911Carrera、当店の委託販売にてご購入いただいた
走行距離20,000Km以下という極上車

Oさんは超が付くくらいのポルシェフリーク!
しかも空冷信者!
この911Carreraの他にも、993TurboSと964Speedstarを
所有されていて、以前から3.2Carreraやナローが欲しいとの
相談を受けていました。

当初、ボディカラーがアカだったため、パスだとおっしゃっていましたが、百聞は一見にしかず!
あまりの程度の良さに半分妥協して購入を決意されました。
結果、今では「アカもなかなか良いね!」と満足度がアップしておられるようです。

本当に旧車?の良さを解っておられる方で、ポルシェ以外にも新旧のベンツ、BMW、アルファ、フェラーリに加え、
以前には996(しかもGT2)にも乗っておられました。。
結果、行き着くところは、やはり90年代以前のモデルばかりで、普段の足にもベンツTEを転がされております。
最新モデルは、快適だが味がなくて、すぐに飽きてしまうそうです。

気が向くと、箱根方面をぐるっと一回りされて、ストレス発散されるような使い方をされてますが、特に今回の3.2Carreraは、エンジン特性からクラッチワーク、ノンパワーステアリングのダイレクト感、ABS装備のないブレーキタッチ、トーションバーサスペンションのロールさせて曲げていくコーナーリング感覚、全てにおいてドライバーの技量が問われるドライビングに満足していただいております。

今後はサスペンションを中心に、ショックやトーションバーに手を加え、オリジナルのバランスを崩さないように
改良、メンテナンスして行きたいと、3.2Carreraを理解していただいたうえでのご提案をいただいております。

これからも、大切に乗っていただきたい一台です。 


964CarreraRS Racing 1992年式

2006年11月

今月のポルシェは2回目の登場
私(神奈川店店長 村上)の964RSレーシングです。
記念すべき第1回目にご紹介させていただきましたが、実は今月で
手に入れて丸3年!
その節目に再度の紹介です。
前回は、この964RSについての生い立ちや仕様を書かせていた
だいたが、今回は主な使用用途を簡単に紹介させていただきます。

現在、この964RSでいろいろなパーツのテストやセッティングの
データ取りを行っています。
その甲斐あって、お客様に提案できるデータも集まり、車自体の
完成度も高くなってきました。

実際、良くなったパーツ、あまり効果のなかったパーツ、問題のあったパーツ、いろいろなありましたが、まだまだ奥が深く難しいと
感じる今日この頃

特に足廻りに関しては、ストリートで楽しむためのセッティングにこだわり、サスペンションはアライメントも含め、ほぼ満足のいく
データがとれるようになってきました。
ブレーキに関しては、パッドからフルードまでおすすめできる組み合せを模索し、ホイールについては、17インチ/18インチの
軽量アフターパーツと純正カップホイールを履き比べてテストしたり、タイヤについても同様で、レベルの高い提案が、できるよう
にようになってきました。

とにかく、964RSを通じてフィードバックできることは多く、最近ではボディ補強(ロールバー、ストラットバー、各ブッシュ類)から
コンピュータロムの変更まで、964RSは無くてはならない存在になっています。

私にとっては最高の相棒!
ガンガン走らせますが、これからも大切に乗っていくつもりです。
もちろんパーツの相談や、ドライビングの相談にも一役かっています。
特にこの手の相談は、実際に走らせていないと、なかなか難しいところなので、楽しみながらがんばりたいと思っています。

最近は、日曜日の早朝にテスト走行してダメ出し、定休日の火曜日にリセッティング!
これの繰り返しで、ほぼポルシェ一色の日々を過ごしています。

現在はそのノウハウを生かしたオリジナルパーツを企画しようかと考えております。
完成したらホームページでも、紹介させていただきますのでよろしく!

この964RSについては、村上店長のHPでもっと詳しく掲載しております。
もしよろしければご覧下さい。  


964Carrera4 1990年式

2006年10月

今月のポルシェは、90年式964カレラ4に乗られる高田さん。

10代の頃から、リッターバイクやスポーツカーを乗り継いで
来られたが、ここ数年スポーツカーには縁がなかったそうです。

ポルシェは、いつか乗ろうと思っていたそうで、特に昔から
好きだったフロッグアイの964にしか興味がない。
雑誌に書いてある内容、うわさや性能が本当なのかどうか?
自分で確かめてみようと、昨年ついに手に入れられました。
実際に乗ってみると、かなりアグレッシブで面白い!

完全にハマってしまったようです。
若い頃からの思い入れもあり、ハマってしまうと、とことんいってしまう高田さん。

休日のワインディング(箱根 椿ラインが好き)と、たまにサーキット走行を楽しむような使用用途で購入されましたが、
いざ走ってみるとステアリングレスポンスの悪さと、車体の重さからくる動きの鈍さを感じ、もっとシャープにできないものかと
思ったそうです。

まず軽量化のために、昔から憧れだった73年カレラRSタイプのダックテールに交換
次に足廻り、購入時からローダウンスプリングが装着されていたが、純正ショックの劣化やタイヤとのマッチングが
悪く、4WDとは思えないほど挙動が不安定だったため、クワンタムステージ3にアドバンA048MHを選択

これでそこそこ走れるようになったが、今度は車体の重さとボディ剛性が気になってきた。
元来、レーシングカーが好きで、いずれは公道を走れるレーシングカーにしたいと思っておられたそうだが、
そんな折に雨漏りによって、カーペットがびしょ濡れになっているのを発見!
ついに内装(リアシート、カーペット類)を外すことを決断されました。
ご自身で剥がし出したカーペットでしたが、こってりとこびりついた防音防錆剤と接着剤の多さにビックリ!
あまりの重労働に途中で断念してしまい、当店に任せていただくことに・・・

そこからは、トントン拍子に話が進み、フロア廻りの接着剤剥離、8点式ロールバーの溶接取り付け、内装ペイント、
しかもサンルーフまで埋めてしまいました。
とにかく必要なものは全て外し、軽量化とボディ補強中心にバージョンアップ
ブレーキもレーシングパッドにレーシングフルードと抜かりありません。   

現在は、足廻りのセッティングを変更し、自分のスピードレンジにあったご機嫌な仕様にしていきたいと
意欲満々です。
今後は、エンジンはノーマルのまま、マフラー交換やロムチューン程度に抑えた耐久性重視の仕様にして
楽しんでいきたいそうです。

生産から16年も経つ964カレラ4ですが、そのポテンシャルはかなり高く、以前乗られていたカワサキのバイクを
彷彿させるアグレッシブさに満足させています。

まだまだ欲望は尽きないようです。


911Carrera 1988年式

2006年9月

今月は大阪在住の林さんの911Carreraを紹介します。

930が好きな人は圧倒的に、同世代が多いんじゃないかと思う。
サーキットの狼やスーパーカーブームに心奪われていた頃は、
いつかこの車を乗り回そうなんて夢みることも、恐れ多いことでした。

ある時、休暇でタイに向かう機中で読もうと、本屋で目についたポルシェの特集ムック本を、たまたま買ったのが事の始まり。
編集長の思惑通り、ジャストターゲットの自分は、どんどん記事に引き込まれていきました。

「あなたがもしあの時代に、目を輝かせ、あこがれていたのなら」 「ポルシェにのろう」 「今なら乗れる。今しか乗れない。」

そう、930は知らない間に、自分の手の届く所にいたのです。現代でも、まだまだスポーティに走れる性能。
きっちりメンテナンスしていれば、930は壊れない・・・こうして、自分にとってベストな930探しが始まりました。
そこで出会ったのが、日之出モータースさんのWebサイト。特にBBSは圧巻で、あまりの情報量の多さに、必死になって読んでいました。

先輩オーナー諸氏のコメントを読むうちに、もしかしたら930ターボではなく、3.2カレラのG50ミッションあたりがいいかなと、思うようになってきました。実は大人になって久しぶりに見る930ターボの姿はちょと迫力がありすぎ、今の自分にとって本当にしっくり来たのは、3.2カレラの控えめな美しさだったのです。(それにしても、弱冠28才でこの美しい911をデザインしたブッツィの天才ぶりには恐れ入ります)

そんな矢先、いきなりこの88年 3.2カレラ アニバーサリーモデルが日之出さんのサイトに掲載されているではないですか。

『おやじもおどろくほどの極上車です!!』 『これ以上のモノは今後出ないかもしれまんせんよ・・・??』
忘れもしない。このコメントに誘われて、初めて日之出モータースさんへ伺いました。
「現物を見て惚れ込むのは当たり前。購入前にはもう一度頭を冷やして!」
雑誌のアドバイスが頭をよぎりましたが、なんといっても、日之出モータースのおやじさんのお墨付き。
「とても気に入りました。これください!」 
「そうですか。後は社長が売ってくれるかどうかですね。社長に会ってください。」
どんな頑固おやじなんだろうと、正直びびったのを覚えています。(笑)

めでたく、購入の運びとなって、おやじさん曰く、「この車両は、ほぼ完璧やなぁ。 まあ、強いてゆうなら、ショックを変えておいたら、
 新車当時の乗り味を楽しめますわ。」完璧なノーマルコンディションを知りたかったし、もちろんお願いして、納車整備を進めてもらうことにしました。しかし、買うと決めたら1日も早く欲しいもの。そんな気持ちを知ってか、整備状況の写真と説明を、まるで日報のように送ってくれたので、どんな整備をしているのかがよくわかって、毎日感動の嵐でした。
エンジンはおろすわ、ミッションはおろすわ、クラッチはバラすわ・・・「こ、これほんまに納車整備!?」
といったような、驚きの整備作業を終え、遂に3.2カレラがやってきました。

「本当にスバラシイ!」911Carreraの性能を日々じっくり味わっています。
たった875台生産されただけのこのアニバーサリーモデルは、すばらしいコンディションを維持しており、おやじさんが、大事に維持できるオーナーかどうかを、値踏みたくなる気持ちがよくわかりました。
このすばらしい車両を「お預かりしている」という気持ちで、ずっと仲良くやっていきます。
これからも主治医として、最高の仕事を、よろしくお願いしますね。


968 M030シャーシ 1993年式

2006年8月
968 M030シャーシに乗られる福田さん。

カーライフのスタートは、プジョー405Mi16、「最高のFF車!」との評判での購入だったが、故障が多く最後は事故で潰してしまったそうです。

次に選ばれた愛車が、「最高のFR車!」といわれる名車
BMW318is MT スポーツパッケージ この車でサスペンションの面白さにはまり、試したサスペンションは何と3セット!
最終的にはオーリンズに落ち着いたそうです。この車でサーキットデビューをはたしましたが、次にブレーキへの不満が発生!

これではキリがないと、以前から興味のあった「理想のFR車!」 ポルシェ944の後継車968を探すことに・・・

そこで見つけたのが、現在の愛車968 MT M030シャーシこの968M030シャーシとは、スタンダードの968にクラブスポーツ用のサスペンションを組んだ特別車で、非常に珍しい車だったこともあり即決。
いざ乗って見ると、いまどきの車に比べ、程良いサイズのボディと独特のフィーリングで回るツインカム4気筒エンジン!
素直なハンドリングと純正オプションのトルセンデフが、中速コーナーでは最高の動きを約束!
恐怖感なく、イメージ通りの軽いドリフトで走れるのには驚いたそうです。

しかし乗り慣れてくると、高速コーナーでは意外と柔らかく大きくストロークするサスペンションの動きに満足出来なくなってしまい、
ついにはオーリンズをワンオフ作製してもらうことに!
しかしデータがない!

リアサスペンションはクラブスポーツと同形状のサブスプリングタイプに拘り、バネレートから減衰設定まで何度も仕様変更したそうで、
まさに泥沼状態!その甲斐あって、現在のサスペンションにはかなり満足しておられます。

購入されてから、電気系、冷却系、エアコン等、一通りのトラブルに見舞われましたが、これから、ブレーキローター交換や
キャリパーO/H等、やりたいことは山々! 楽しいFRポルシェへの道は続きそうです。

「FRポルシェ最高!」


964Turbo 1992年式

2006年7月
今月ご紹介させていただくのは、964Truboに乗られる安藤さん。
国産サルーンカーからスポーツカーまで、FRはもちろんFFやMRまで多種多様の車をり継いでこられましたが、どうしてもRRのハンドリングや挙動を知りたくて、ポルシェの道へ・・・

始めて手に入れられたポルシェは911SC。
ビンビン吹け上がるエンジンレスポンスと軽快感、RR特有のハンドリングを味わっている内に、興味は次第に911Turboへ

SCにはない迫力のオーバーフェンダーとワイドホイールベースによる運動性能、ドッカンターボと表現される加速に憧れて、現在愛車の964Turboに乗り換えられました。

しかし実際に乗ってみると思っていた程の加速感がない?しかもエンジンからは、少し気になる音が・・・結局、当店に持ち込まれ診察されることとなった。
診察の結果、シリンダースタッドボルト折れによる圧縮漏れが確認された。
しかもシリンダースタッドボルトが折れていたのは、左側バンク1番から3番全部で、加速感がなかったのは当然である。
964Turboの本当の加速を知らないままでは終われないと、覚悟をきめてエンジンオーバーホールする決断をされました。

そのついでに?足廻りもリニューアル!
最高速設定ではなく、ワインディングがガンガン走れる設定を希望されたので、迷わずクワンタムにてステージ3のオーダー品を選択させていただいた。結果、964Turboは完全に生まれ変わりました。
ウエストゲートの開く音に心を震わせ、鳥肌の立つような加速は最高!サスペンションの動きにも大満足だそうです!

先日も週末の早朝箱根にデビューされ、新たな世界を発見されたようですが、逆にそこから見えてくる964Turboのウィークポイントも・・・今後の課題も山積みで、サスペンションのセットアップ、ブレーキ廻りやバケットシートへの交換、
リアスポイラーの軽量化等、キリがないのですが・・・
これからガンガン走り込んで、満足できない部分を積めていただきたいと思っています。
ほんと奥が深いです!


911Carrera 1985年式

2006年6月
小田原市にお住まいの稲葉さん。

箱根まで20分という最高の環境で、最高のポルシェライフを
エンジョイされています。

AE86レビンでFRを覚え、ジェミニイルムシャーでFFを体験、その後セダンやRV車に乗られていましたが、たまたま近くの中古輸入車店で、80年式のコテコテにいじってある911SCが150万円で販売されているのを発見。
スーパーカーブーム時の憧れのポルシェがこんなに安く買えるのか!
と思い、ポルシェ探しを始められました。 
そこで出会ったのが、この911Carreraだった。

正直、うるさいし、疲れるし、エアコンも効かない、快適性には欠ける。
しかし、いざ乗ってみるとめちゃ面白い!
空冷エンジン独特のフィーリングと、ダイレクト感のある手強いハンドリング、これぞポルシェ!
運転していてこんなに楽しい車は初めてで、すぐに病み付きになってしまったそうです。

そこからはお決まりのコース
基本メンテナンスはもちろん、消耗パーツの交換から始まり、スポーツショック、強化トーションバー、ハイグリップタイヤ、バケットシートと走りを中心に、オーディオや追加メーターの増設まで、自分好みな911Carreraを求めて試行錯誤されておられます。

「速さを求めてもキリが無い」と謙遜されてますが、実はかなり凄い走りをされます。

今後は本来の乗り味を崩さずに、理想の911Carreraにしていきたいと意欲満々!
次はFRPカレラウイングやスポーツマフラーを装着して軽量化計画!
まだまだ物欲は尽きないようです。


993Carrera4 1995年式

2006年5月
東京都在中の鈴木さん。
ポルシェフリークの間では有名なサイト、ポルシェドライブに所属、定期的なイベント等に積極的に参加されてるようです。

この993、外観はRSに見えますが、実はCarrera4!
しかも、かなりアグレッシブな仕様になっています。

当店に初めてご来店いただいた時は、FスポイラーとRウイング、RUFマフラー程度の仕上りでしたが、サーキットやワインディングを楽しむうちに、4WD独特のハンドリングと安定しない車体の挙動に、不満を感じるようになり、そこからはお決まりのコース!
まずホイールを18インチ化してハイグリップタイヤを装着、トレッドを目一杯広げるためにフェンダーアーチを加工、サスペンションはクワンタムにてオーダー、車高を落としニュートラルステアにもっていくアライメント設定、次から次へと泥沼です!

その結果、ブレーキとアクセルで車体をコントロール出来る面白い仕上りになりました。
もちろん、内装も抜かりなく、RS純正バケットシートに4点式ハーネス、momoステアリングにaprシフトノブ、RSドアパネルと万全な装備ボディもRS同様、ヘッドライトウォッシャーノズルを排除し、ハイマウントリアウィングを装備ここまでの拘りには、頭が下がります。

良くワインディングやサーキットにご一緒させていただきますが、走りの方も流石。
最高速度域まで、簡単にもっていかれます。Carrera4の3.8L速いです。あなどれません!
最近は、Sタイヤが欲しいと言われておりますので、まだまだこれからが楽しみな1台です。

911Carrera 1988年式

2006年4月
私の88年式ポルシェ911カレラ3.2を紹介させていただきます。

この車は日之出モータースさんで購入し、その後手を加えていったものです。
内容は89年式3万km弱走行のエンジン換装や、カーボンLSD装着、トーションバー・サスペンション・スタビライザー交換、アッパーマウントをピロボール式に変更、穴あきブレーキローター&ブレーキパッド交換、軽量化のためクーラー等の撤去・・・。

その他サーキットを楽しく走るために、いろいろと日之出さんにお世話になっています。
鈴鹿や岡山国際サーキットを走っていますが、タイムははっきり言って遅いです。今の高性能な日本車には、ストレートでもコーナーでも置いて行かれます。

私の未熟さが最大の理由ではあるのですが、それなら高性能な日本車に乗ろうという気持ちには今のところなりません。
保育園に通っている頃スーパーカーブーム真っ只中な時代にいて、大人になったらポルシェに乗るんだ!と心に決め、車の運転に熱中した大学時代にも、ポルシェに乗るために今練習しているんだ!と思いながら毎日アクセルを踏んでいました。
 年を取るにつれ、サラリーマンがポルシェに乗るってのは現実的なことじゃないなあと思い始めてきていた頃、偶然に944ターボを手に入れ、日之出モータースさんとのお付き合いが始まりました。日之出さんに出入りするたびたくさんの911を見て、ついに購入を決意してしまい、現在に至ります。

ポルシェに乗ると頭痛まで治ってしまいます。スピードを出して走るのはもちろん楽しいのですが、ゆっくり走っても楽しい車に乗ったのは初めてです。たいした収入もないものが1〜2ヶ月に1回サーキットで遊べるのは、頑丈なポルシェという車と日之出モータースさんのおかげです。これからもよろしくお願いします。
 ほんとに壊れないですよ、ポルシェ。5年間サーキット通いしながら乗っていますが、一度も止まったことありません。

⇒ 大阪のおやじさんがいつも感心しているというこちらのオーナー。
熱くなり過ぎたり、無理なチューニングでエンジンなどを壊してしまうことが多いサーキット走行ですが、
本来の911Carrera3.2Lの性能をフルに引き出すドライビングテクニックで、ポルシェを楽しむことを知り得たオーナーとサーキットを快走するポルシェは幸せですね!

911Turbo 1987年式

2006年3月
神奈川県大磯にお住まいの川崎さん。
930Turboを手に入れられたのは、今から3年前
行きつけのバイクショップ社長から87年式930Turboを譲り受けたのがポルシェライフへの始まりでした。

グラマラスなボディに惚れ込んで購入された930Turboは、想像していた以上に手強かったそうです。

購入当初は、フォグランプ付のバンパー一体式フロントスポイラーが装着されていたのですが、ホイールはノーマルという、いわゆる
「プチ」高速湾岸ルックでした。
どうせならと、メッシュ17インチホイールに換装してみたのですが、実際に走られてみると、ハンドリングは鈍く、クラッチも重い!
そのうえ、シフトも渋いし、予想以上のターボラグに不満だらけ・・・
結局、高速湾岸仕様になった930Turboは、川崎さんの好みではなかったそうです。

そこで、ポルシェを知るには、まずノーマルからと、方向性を改め、悪戦苦闘の楽しい日々?が始まりました。 
 まずはスタイリング!スーパーカーブームからの憧れだった930Turboは、アルミ製のバンパーに衝撃吸収ラバーが左右に着いた戦闘的なイメージだった。そこで、ノーマルバンパーを手に入れ交換。
次に機能面!完調な状態に戻すために、クラッチとミッションのO/H、エンジンのオイル漏れを修理。ホイールも、17インチからオリジナルの16インチアロイホールに変更。予想以上に費用がかかってしまったが、930Turboは本来の性能を取り戻し、納得の行く仕上りに!

元々リッターバイクで、レースを楽しんでおられる実力派の川崎さん!当然のようにワインディングへと足が向きます。
しかし、930Turboのコンフォートな足廻りにまたまた不満が・・・今度は、ハイグリップタイヤを履くために、ホイールを新たに購入。
ショックもビルシュタインに交換し、アライメントを再度見直した結果、ワインディングを気持ち良く走れるように仕上げられました。 
 あくまでオリジナルに拘り、930Turboの実力を100%発揮させる走りは流石!930Turboでもワインディングを楽しく走れることを実証していただきました。

2度目の車検も完了し、ますます930Turboの素晴しさに満足されておられるようです。
これからも、相棒の930Turboと長くお付き合いしていただきたいと思っております。

911Carrera 1984年式

2006年2月
神奈川県の海岸線、134号線沿い近くに住む、岩波です。

この「84年式 ポルシェ911 カレラ 3.2」は、10年間寝ていた車を機関・塗装と「日之出モータース」さん中心でレストアしたもので、雑誌「911DAYS」のVol.17の146・147頁、「ポルシェの
ある生活」のに掲載された、ちょっと変わった生い立ちの車です。

近所の方の「ワンオーナーカー」でしたが、見た目は、通常、絶対に手を出したく無いほどひどい状態であったものの、サビも表面だけで、中身は素晴らしく、譲って頂く時の実走も、たったの8,000
km、電気系や燃料系は殆ど直し、2年が経ちましたが、
現在26,000km走行で、完璧な調子であり、エアコンもちゃんと効き、良くぞここまで治ったなと我ながら驚いています。
室内やエンジンルームもとても「キレイ」で、今では機関にも何の不安も無く、バイク感覚に近い「男一人旅」も多くこなし、長距離走行も
何度となく繰り返しています。

車高を含め、限りなく「ノーマル」に近い状態ですが、写真の様に、ほんの少し自分の「こだわり」を見せていて、パーツの変更箇所は、
ビルシュタイン・フロントストラットタワーバー・エンジンマウントのリジット化とハンドル・ショートシフトぐらいです。
1日中運転していても、殆ど疲れを知らず、とにかくこの車を運転するのが楽しく、毎週末、何処かへ走りに行ってしまいます。
 早朝ドライブ中に見かけている、毎朝の様にジョギングをしている人や、犬の散歩をしている人達、また、娘達がエレクトーンを弾いて
いる時のように、私はアクセルペタルでエンジン回転を合わせ、ポルシェサウンドを奏でながらいつも「ポルシェ」を走らせています。

自分で言うのも何ですが、文章でも解かる通り、完全にとりつかれているか、夢遊病かなと思う時がある程で、この行動がもう2年間も
つづいていて、一体いつになったら止まるのだろうと、自分でも、誰も、全く解りません。
また、歳ももう50になろうとしているのに、今さら「ノンパワステのマニアル」を高速道路や峠道で、自分の若い頃以上の「ペース」で操る
なんて、とても想像していませんでした。

 いつかこのポルシェを入れる「洒落たガレージ」を作ろうと考えていて、それは大きなガラス窓の居間からガレージの中全体の様子が
見られ、その部屋で知合いや、友人達を呼び、「お茶」や「お酒」を楽しそうに飲んでいる事を想像し始めている今日この頃です。
 とにかくこのポルシェが、私には家族に近いぐらいに、無くてはならない大切な存在になって来ているのは確かで、今になって車に対する
「考え方」や、大げさな様ですが、「人生観」までも変わってしまったみたいです。また、このポルシェがきっかけで、人との交流も今まで
以上に増え、それ程、「ポルシェ911」は人に影響を及ぼす車なんだなと思います。
 また、この世の中では、お金で買えない物はそう沢山は無いと思いますが、「911」を手に入れた後の数々の想いや出来事は「それ」で
有ると私は思います。
 皆さま、何処かですれ違ったら、「挨拶」して下さい。そして「日之出モータース」さん、いつまでも「メンテナンス」と「お付き合い」の方、
よろしくお願い致します。

 ⇒長年放置されたポルシェの復活・・・!そんな状態からでも、エンジンがかかった時の驚きと感動は忘れられません!
オーナーの愛情が奇跡の復活を遂げたとスタッフ一同感じております!まだまだ至らぬ点もありますが、ポルシェがオーナーにとって
幸せな思い出となれるよう、スタッフ一同頑張ってまいりますので、今後とも永いお付き合い、よろしくお願いいたします。

911Carrera 1985年式

2006年1月
これは私のフロリダの911カレラで85年式です。
場所はセブリング(Sebring)というちょっと有名なサーキットで私のフロリダでのホームグランドといったところです。
1週4マイルなので6キロ程度のコースです。
 車両はフルバケ、ハーネス以外はフルノーマル。タイヤは皆さんに不評のクムホであります。私の車のパワーだとクムホは結構コントロールしやすいですよ。

画像はこちらのポルシェクラブの走行会(こちらではDriver Educationと呼びます)でのスナップです。
ポルシェクラブのセブリング走行会は年に4回か5回開催されます。これは名称のように教育のためのイベントでルールは厳格です。
ルール違反者は走行停止処分になります。参加者は100名以上あり、その7割の参加者は常時、指導員同乗での走行で指導員からコースの走り方などの指導を受けながらの走行です。残りの3割の参加者はクラブの一種の認定を受け単独走行を許された参加者です。

ルールの一つですがコース走行中スピン2回で走行停止です。また、コース上で追い越し可能区間は決まっていて、その上、追い越すときも前走車両の追い越しの合図がなければ追い越しできません。ストレート区間だけが追い越し可能です。従い、ドライバーは後方の速い車には注意を払い、追い越し可能区間に入ると合図を送り追い越しさせます。させないと青旗を振られスローの注意をされます。

なので、とても安全にサーキット走行を楽しめます。指導の重点は正確なライン取りと車両のコントロールのスムーズさになります。
 私も昔はその辺がよくわからずやみくもに走ってましたが、段々理解でき、それにつれ走行速度も格段に上がってきました。指導員の技術は素晴らしく、私らがタイヤを鳴かせながら必死で走るところを同じ車両でもタイヤを鳴かすことも無くさらに速く走らせて行きます。
私も先日ようやく単独走行を許可されました。

日本の走行会はこれと比べると主催者の安全に関する意識やルールの強制が弱くてちょっと怖い走行会です。
参加者はレースのつもりかコースのどこでも接近して追い越しのチャンスをうかがっている状態で、これでは安全に速く走る知識と技術を学ぶことは難しいです。  大きな事故を起こす前に、改善を望むところです。

 ⇒アメリカ映画ではスポーツカーはめちゃくちゃな走りをしているので、サーキットでもてっきり・・・!ポルシェメンテナンスも大切ですが、いかに走らせるか、安全なサーキット場で学べるのはいいですね。   ご帰国の際にはぜひ964で遊びにいらしてください!

  

964Turbo 1992年式

2005年12月
皆様初めまして。
2004年9月。晴れて91年式964ターボを手に入れることが出来ました。
走行距離は5万キロ強、
ドイツ並行車で色はミッドナイトブルー メタリック。

初めてのポルシェで時めく毎日を過ごしていました。
しかし、やはり幾ら高性能のポルシェと言えどもメインテナンスフリーとはいきません。ブレーキローターは減り、サスがへたった感じがしました。

生産後14年経った個体でしたので思い切ってエンジンもオーバーホールして頂く事になりました。
2005年6月の事です。結果は大正解!それまで感動していた空冷エンジンが何だったのかと思うほど全く別のエンジンになりました。
O/H時の写真はHPで公開中です。

月に2回ほど片道300kmの出張の足として使用しています。 真夏の渋滞でも油温が上がることもなくクーラーも効き超高性能な
GTです。一生乗っていくつもりです。日之出モータースの皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
 
⇒こちらこそよろしくお願いします!オーバーホール時も遠方からご見学頂き、ポルシェに対する愛情がひしひしを伝わりました!
 これからも末永くお付き合いさせていただけるよう、スタッフ一同精一杯対応させていただきます。

  

964CarreraRS Racing 1992年式

2005年11月
第一回目は、神奈川店長、村上の964RSレーシングを紹介させていただきます!
カップカーのボディに964RSのエンジンを搭載したかなりレアなモデルです。 生産台数は50台くらいだと言われ、 日本には20台前後入ったそうですがはっきりしません。ボディ以外、基本的にはRSと同仕様です。
内装は、RS純正革バケットシートにカーペットが敷かれ、溶接ロールバーにも革が巻かれてあります。 カップカーに比べると豪華で大人しい仕様?になっています。
足廻りはRS純正ショックに993RSの調整式ピロアッパーが組み込まれています。 簡単に言うと993RSクラブスポーツ同様、RSとカップカーの良いとこ取り(?!)の車です。
走行16,000Kmで購入しましたが、ボディ/内装/クラッチ/サスペンション等、 2年かけてリフレッシュさせました。
私はストイックな車が好きなので、購入後すぐにカーペットを剥がし、ステアリングもシートも よりレーシーなものに交換しましました。
サスペンションもRS特有の初期ロールが嫌で、クワンタムに! タイヤはアドバン048を履いています。
マフラーも軽量化と音質重視でフルチタンをワンオフ! やっと納得できる状態になりました。
964RSは、RR特有のハンドリングが色濃く残っていてドライビングの難しいマシーンなので、 最高にスポーツできる楽しい車です。
これからサスペンションのセッティングやアライメント変更、市販パーツ等のテストをして、 お客さまへ情報提供していきたいと思って
おります。
(モモ07ステアリング/レカロSPGバケットシート/カップ純正ホイール/クワンタムステージ3サスペンション/ボルケーノワンオフチタン
マフラー/他)
日曜早朝、箱根をツーリング?していますので、和泉ナンバーの紫色964を見かけたら、気軽に声をかけてください!

964RSレーシングについて、もっと詳しいことを、お知りになりたい方は、村上店長のHPをご覧下さい。